メタボリックシンドロームが膝の痛みの原因に?
”メタボ”という言葉が世間を賑わせていますが、この意味をご存知でしょうか?
単に「太っていること」と思ってはいませんか?
メタボとは、メタボリックシンドロームの略で、直訳すると
「代謝異常症候群」
の意味です。
エネルギーの代謝が悪いために、内臓脂肪が蓄積され、高血圧や糖尿病など様々な生活習慣病を引き起こす原因になります。
内臓脂肪が蓄積され体重が増えると、その分膝への負担も増えます。それが膝の痛みの原因になります。
膝を守るためにも、メタボ対策は必要です。
メタボの主な原因は、運動不足と食生活です。
内臓脂肪を減らすには運動が大切です。無理の無い程度に運動を継続的に行うことによって消費エネルギーが増加し、内臓脂肪が落ち、体重も落ちてきます。
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エネルギーの代謝のサポートするのが、ビタミンとミネラルです。
ビタミンB1
炭水化物を、二酸化炭素と水に分解するのを促進します。
玄米、豚肉、うなぎなどに多く含まれています。
ビタミンB2
炭水化物、脂質、たんぱく質の分解を促進します。
豚肉やレバーなどに多く含まれています。
ビタミンB6
脂肪やたんぱく質の分解を促進します。
カツオやマグロ、サンマなどに多く含まれています。
マグネシウム
マグネシウムは300種類以上の分解酵素の反応を促進する新陳代謝の調節には欠かせないミネラルです。
ピーナッツ、玄米、納豆などに多く含まれています。
食生活を改善し、適度な運動を心かければメタボによる膝の痛みも改善できます。